μ's終了後の真姫誕生日(冒頭プロットのみ)


 新入部員10名!
 予想されていたとはいえ大人気のアイドル研究部にほくほく顔の花陽。一方で真姫と凛は困惑気味だった。
「こんなに大勢さばき切れるの…?」
「嬉しい悲鳴ってやつにゃー…」
「そんなこと言わないで。私はこの10人に、スクールアイドルの楽しさを知ってもらいたい。誰も脱落することなく、スクールアイドルをやって良かったと思ってほしい。私がそうだったみたいにね。だからこそ…
 今までの6人の内輪だけで盛り上がったりとか、μ'sの方が良かったみたいな排他的な態度取ったりとか、そういうことは絶対しないでね?」
 人見知りの真姫と凛も渋々頷くしかない。実際花陽は部長として熱心に1年生に話しかけたりと頑張っている。
真姫(副部長って何をすればいいのよ…)

 その1年生たちの間にはひとつの懸案があった。近づいている真姫の誕生日に何かすべきなのか。
部員A「高坂さん絢瀬さん、どうしたらいいかなぁ」
雪穂「いや私たちに聞かれても…。まだそこまで親しくもないんだし、おめでとうって言うくらいでいいんじゃないの?」
部員B「そっか…。あの伝説のμ'sだから色々考えちゃうなあ」

 一方の穂乃果たち。
穂乃果「みんなで真姫ちゃんのバースデーパーティしようよ! 人も増えたし盛り上がるよ」
真姫「いやいやちょっと待って! その…言いにくいけど、まだ全員の顔と名前すら一致してないのに…」
海未「だからこそ親睦を深める意味で、パーティもいいかもしれませんね」
ことり「真姫ちゃんをだしにするみたいで何だけど、お願いできないかなぁ?」
真姫(…何よ、私のためでもあるんでしょ)
 希が気を遣ってくれた頃と同じように、今の3年生も気を遣ってくれてる。
 本来なら真姫だって先輩として振る舞わねばならないのに!
真姫「…分かったわよ。それで部のためになるなら」

 その準備の最中、やたらと視線を向けてくる1年生に気付く。
真姫「ねえ…あなた、どこかで会った?」
少女「ひゃっ! あ、あの…」
真姫「…あ! もしかして…」
 彼女こそ1期7話で真姫を出待ちして、一緒に写真を撮った女の子だった!

少女「あ、あの私、あの時の写真が本当に嬉しくて…。絶対音ノ木坂に行こうって決めて…」
真姫「そ、そう…。まあ、それなら撮った甲斐もあったわ…」
少女「い、今でも大ファンです! 真姫先輩は私の憧れです!」
真姫(近い近い!)

ここまでで時間切れ